太陽系の最大惑星、木星が見ごろを迎えています。
いまの時期、宵の東の空を見てみるとひときわ明るく光る星に気が付きます。
それが木星です。
明るさは-2.8等にもなっています。
惑星が太陽のちょうど反対側にくることを”衝”(しょう)といいます。
木星は12月8日に衝を迎えます。
太陽のほぼ反対側に居るので、一晩じゅう観ることができます。
地球からみて木星と太陽の位置関係が変化していくのは、地球が太陽の周りをまわっていることが主な理由です。
いま木星は、星座でいうと”おうし座”の領域の中です。赤く輝くアルデバランのすぐ近くで、おうしの2本のツノの間に居ます。
木星が星座との位置関係を変えていくのは木星が太陽の周りをまわっていることが主な理由です。
地球は太陽の周りを1年に1回まわっていますが、木星は12年に1回の速さです。
木星(他の惑星も)は空の黄道に沿って動いていきます。
一方、”黄道12星座”というものがあります。(おひつじ座、おうし座、ふたご座、・・・、うお座)
偶然に同じ「12」という数字で一致していて、木星はほぼ1年ずつ1つの黄道12星座を巡っていきます。
木星を望遠鏡で観てみると、表面のしましまの模様や、木星の周りをまわる幾つかの衛星も観ることができます。
今度観望会のときに、木星に望遠鏡を向けて観てみましょう!
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